【第74話】話し上手じゃなくていい。婚活で大切な会話とは

婚活で本当に大切なのは「一緒にいて楽な会話」
婚活では、会話が大事だと言われます。
・聞き上手になりましょう。
・共感しましょう。
・目を見て話しましょう。
・話題を準備しましょう。
もちろん、どれも間違いではありません。
但し、それらを意識しすぎた結果、
かえって不自然になってしまうこともあります。
実際、会話術を多く学んだ人が必ずしもモテるわけではありません。
むしろ、特別話し上手ではないのに、なぜか好かれる人もいます。
その違いは何でしょうか。
それは、話し上手や小手先のテクニックではなく、
「一緒にいて自然でいられる空気」を作れるかどうかです。
好かれる人は、話し上手な人ではなく「一緒にいて疲れない人」
最初の印象では、話し上手な人が有利に見えるかもしれません。
・テンポよく話せる。
・気の利いた返しができる。
・話題が豊富で場を盛り上げられる。
たしかに、それらは魅力の一つです。
ただ、関係が深くなるほど、人は別のものを求めるようになります。
それは、安心感です。
いつも面白い話をしてくれる人より、
沈黙があっても気まずくならない人。
うまい返しをしてくれる人より、
自分のペースで話せる人。
そういう人と一緒にいると、なぜか心が疲れません。
婚活でも同じです。
条件や会話の技術だけで関係は続きません。
「また会いたい」と思われる人には、共通して”楽さ”があります。
会話で大切なのは「間」を怖がらないこと
会話が苦しくなる大きな原因の一つは、沈黙を埋めようとしすぎることです。
例えば、食事中に相手が少し黙ったとき。
その瞬間に焦って次の話題を出してしまう人は少なくありません。
そこにすぐ新しい話題を入れてしまうと、会話の呼吸が乱れます。
反対に、少し待てる人は、その場の空気を一緒に味わえます。
その余裕が、相手に安心感を与えるのです。
婚活で好印象を持たれる人は、必ずしもたくさん話す人ではありません。
むしろ、沈黙を無理に怖がらない人です。
会話を壊してしまう、よくある習慣
会話がうまくいかないとき、多くの人は悪気があるわけではありません。
むしろ「楽しませたい」「気まずくしたくない」という優しさから頑張っています。
ただ、その頑張り方が逆効果になることがあります。
たとえば、こんな習慣です。
①共感を急ぎすぎる
「わかる、わかる」とすぐ言ってしまうと、かえって軽く聞こえることがあります。
共感は、急いで見せるものではなく、自然に伝わるものです。
②話題を準備しすぎる
事前に考えた話題ばかり出していると、その場の流れとずれてしまいます。
会話は、その場で一緒に作るものです。
③沈黙を笑いや雑談で埋めようとする
沈黙のたびに冗談を入れると、相手は「この人は黙るのが苦手なんだな」と感じます。
ユーモアは素敵ですが、逃げるための笑いは空気を浅くします。
④お相手の話を先回りする
「つまりこういうこと?」と急いでまとめると、相手は話す余地を失います。
人は話しながら、自分の気持ちを整理しています。
⑤すぐ自分の話に置き換える
「わかる、私もね」と続けたくなる気持ちは自然です。
でも、それが続くと、相手は“聞いてもらえた感覚”を持てません。
⑥すぐに正解を出そうとする
映画のタイトルやお店の場所を、すぐスマホで調べてしまう。
もちろん便利ですが、一緒に「あれ何だっけ」と考える時間も、実は距離を縮める大事な時間です。
本音を少し会話に含める
会話が表面的なままで終わってしまう人は、
無意識のうちに「無難な受け答え」だけで会話をまとめてしまいがちです。
でも、そこに本音を一言だけ混ぜると、会話の空気が変わります。
大事なのは、重い話をすることではありません。
長く語ることでもありません。
ほんの一言、
飾っていない気持ちをそのまま伝えることです。
たとえば、こんな一言です。
「実はちょっと緊張してました」
「こういう時間、けっこう好きです」
「今日来る前、少し不安だったんです」
「思ったより自然に話せて、ほっとしてます」
「そういう話、なんだか安心します」
「ちゃんと話せてうれしいです」
「久しぶりに気を使いすぎずに話せた気がします」
これらの言葉には、うまさは必要ありません。
でも、不思議と相手の心には残ります。
なぜなら、本音を少し含めることで、
会話が“情報交換”から“気持ちのやり取り”に変わるからです。
たとえば、デートの終わりに
「今日は楽しかったです」だけで終わるより、
「今日は楽しかったです。最初は少し緊張していたけど、途中からすごく自然に話せてうれしかったです」
こう言われたほうが、お相手の心にはずっと残ります。
また、相手が自分のことを話してくれたときも、
「そうなんですね」で終わるより、
「そうなんですね。そこまで話してくれて、ちょっとうれしいです」
と返したほうが、気持ちの距離は縮まります。
本音を一言だけ混ぜるコツは、
「正しく言おう」としないことです。
ただ、その瞬間に自分が本当に感じたことを、少しだけ言葉にする。
それだけで十分です。
成婚に向けたアドバイス
婚活では、お相手に好かれようとして、
つい無難で感じのいい受け答えばかり選んでしまうことがあります。
でも、心が動くのは、完璧な返答ではありません。
その人の本当の気持ちが少し見えたときです。
全部さらけ出さなくて大丈夫です。
深い話を無理にしなくても大丈夫です。
まずは一言でいいのです。
「少し緊張していました」
「うれしかったです」
「安心しました」
「また話せたらうれしいです」
それらの短い本音が、
会話を“上手い”ものから“温かい”ものに変えていきます。
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