【第59話】人間関係が深まらない人の心理

人間関係が深まらない人の心理とは
・「人と深くつながれない」
・「親友と呼べる人がいない」
・「環境が変わるたびに人間関係がリセットされる」
こうした悩みを抱えている人は、少なくありません。
特に、真面目で努力家な人ほど、この壁にぶつかりやすいように思います。
結論から言うと、
人間関係が深まらない最大の原因は、性格でもコミュニケーション能力でもありません。
それは、自己実現せずに生きてきたことです。
自己実現している生き方とは何か?
自己実現とは、特別な才能を開花させることでも、夢を叶えることでもありません。
一言で言えば、
「他人の評価を軸に生きるのをやめ、自分の人生を生きること」です。
もう少し具体的に分解すると、自己実現には次の3つが揃っています。
① 自分の本音を自覚している
・何が好きで、何が嫌か
・何を大切にして生きたいのか
・どんな人生を送りたいのか
これを自分の言葉で説明できる状態です。
② 本音に沿って選択・行動している
・評価されるかどうか
・損か得か
・世間的に正解か
ではなく、
「自分が納得できるか」を基準に選んでいます。
③ 人生と関係が“積み上がる”
自己実現して生きている人は、
経験が点で終わらず、線になり、物語になります。
なので、人間関係も、「前回の続き」から始まる。
久しぶりに会っても、初対面のようにはならない。
これが“深まる関係”の正体です。
自己実現していない人の生き方(評価型)
一方で、自己実現していない生き方は「評価型」と呼ばれます。
・どう見られるかが最優先
・失敗しないことが目的
・評価される自分を演じ続ける
・自分の意思が薄くなる
この生き方では、人は「役割」でつながります。
・仕事仲間
・趣味仲間
・同じコミュニティの仲間
なので、その役割が終わった瞬間に、関係も終わる。
人間関係がリセットされるのは、自然な結果です。
親友は「作るもの」ではない
多くの人が、ここで間違えます。
「どうしたら親友ができるか」
「どうしたら人間関係が深まるか」
これは、完全に順番が逆です。
人は、自己実現しながら生きていく過程で、
結果として“替えの効かない人”と出会う。
親しい人は目的ではなく、結果です。
自分と向き合うとは、過去を振り返ること
自己実現の第一歩は、
自分と向き合うこと。
・自分は、評価される環境にいなかったか
・ありのままの自分を否定され続けてこなかったか
・「期待に応える自分」ばかり演じてこなかったか
など、過去を振り返ることです。
成婚に向けたアドバイス
婚活も、人間関係の延長線上にあります。
大切なのは、自分が、どのような人と、
どんな人生を、どんな結婚生活を送りたいのか。
自己実現の延長線上にこそ、
唯一無二のパートナーとのご縁があります。
まずは、自分の人生を生きること。
人間関係も、結婚も、
深まる順番は、いつもそこから始まります。
