婚活応援コラム Column

【第154話】結婚相談所運営の3つの価値観

業界最大手の株式会社IBJが運営する日本結婚相談所連盟では、現在2,400社以上(2020年4月現在)の加盟相談所があります。他連盟の結婚相談所や大手結婚情報サービス会社も含めると業者の数が膨大であり、自分に合う結婚相談所選びが大変な時代になってきました。

私自身、これまで10年の経験の中で500社以上の結婚相談所の事業者とお会いして運営の価値観を伺い、また、他社相談所から乗り換えをされてきた会員様のお話を伺った結果、結婚相談所には「3つの型」に集約されていることに気づき、図にしてみました。

まず、「つなぐ型」結婚相談所の場合、婚活業界の未経験者でも加盟さえすれば、入会者のログイン設定をおこなった後、お見合いの取次と日程調整、結果入力により最低限の業務をおこなうことができます。

ただし、仲人が面談の必要性を感じていない場合、システム上で最低限の業務をこなすだけの為、会員様は孤独感に陥りやすいと言えるでしょう。また、基本的にプロフィール作成は自作、活動も自力なので自己完結型の活動になります。

次に、「聞く型」結婚相談所の場合、定期的に会員様とお会いして相談にのる為、会員様の満足度は高まります。ただし、仲人の経験が浅い場合、ただ話を聞くだけの時間になり、成婚に向けたサポートは難しいと言えるでしょう。基本的にプロフィール作成は自作、自ら面談を依頼しない限りは自己完結型の活動になります。

最後に、「導く型」結婚相談所の場合、信頼関係を基盤として入会から成婚に至るまで総合的なサポートがあり、写真撮影の同行やプロフィール内容、お相手の選び方、活動中のメール相談、定期的な面談など、密に会員様と連絡を取り合い成婚に向けてサポートをおこないます。

ただし、手厚いが故に一人の担当で抱えられる人数に限りがある為、自社会員内でのお見合いの可能性が低く、また、料金が高価な傾向があります。「導く」スタンスの結婚相談所に入会したとしても、ご自身が積極的でなければ、「つなぐ」のみしか出来なくなる場合がありますので、積極的に仲人と連絡を取り合い活動をすることを推奨します。

「つなぐ型」「聞く型」「導く型」は私が名付けた名称ではありますが、結婚相談所サービスは3つのいずれかに該当すると思います。お伝えしたいのは、どの型が正しい / 正しくないではなく、ご自身が結婚相談所のサービスに何を求めるのか具体的にし、ご自身に適した結婚相談所を選ぶことで快適に活動が出来るということです。

これまで主にネット婚活(またはアプリ)→大手結婚情報サービス会社(つなぐ)→中堅結婚相談所(聞く)→個人経営の結婚相談所(導く)の流れで私を発見してくださる方がいらっしゃり嬉しく思っていますが、意外とこの流れで結婚相談所を乗り換えているは多いように感じています。

よく、「入会前は熱心だったのに、入会したら放置された」という声がありますが、これはご本人が結婚相談所に期待するサービスと結婚相談所の価値観のミスマッチによって起きるトラブルと言えます。

入会説明に行ったら、「①プロフィール作成方法(自分で作成するのか、一緒に作成するのか)」「②写真撮影同行」「③過去に成婚された会員様との面談頻度」を確認することで、3つのどれに該当するか分かると思います。

私は「導く型」の結婚相談所を意識して運営をしているので、そうしたニーズの方のお役に立ちやすいと自負しております。

執筆者:中島 賢太郎

【2019年上半期&下半期 IBJ入会優秀賞・成婚優秀賞 ・2020年上半期 IBJ入会成長賞 受賞】東京都中央区日本橋(人形町)にある、結婚相談所ブライダルパートナーズ代表。千葉県茂原市生まれ、東京都台東区在住。明治大学情報コミュニケーション学部卒。学生時代から社会人の縁結びを始め、2010年4月に当時のIBJ史上最年少の加盟代表者としてブライダルパートナーズを設立。2019年の成婚率68.4%達成。自身が体系化したサポートの仕組みと実際にご成婚された方々からの相談内容や活動データをもとに次のご成婚に向けて尽力する。2017年から地域密着型の婚活支援に意識を向け、江戸総鎮守・神田明神公認の縁結び会「明神良縁会」や警察官専門の縁結び会「東京都警察良縁会」などを主催。