【第121話】すべては「傾聴」と「共感」から
結婚相談所での活動において、
「何回目のデートでどのような会話をすればいいのか」
「何回目のデートで真剣交際を申し込むべきか」
など、テクニックに関する情報が数多く発信されています。
もちろん、そうした知識も大切です。
しかし、それ以上に大切なことがあります。
それは、お互いに「相手を知ろう」とする姿勢です。
長い結婚生活。条件やテクニックだけで成り立つものではありません。
価値観や考え方、人生観を共有し、
「この人となら安心して歩んでいける」と感じられるかどうかが重要です。
その土台となるのが、「傾聴」と「共感」です。
傾聴とは、相手の話を途中で遮らず、関心を持って耳を傾けること。
自分が話すことよりも、まずは相手を理解しようとする姿勢です。
そして共感とは、相手の考えや感情を否定せず、
「そう感じたんですね」「その気持ちは分かります」と受け止めることです。
必ずしも意見が同じである必要はありません。
相手の立場を理解しようとすることに意味があります。
人は、自分を理解しようとしてくれる人に安心感を抱きます。
その安心感が信頼へと変わり、やがて「この人ともっと一緒にいたい」という気持ちにつながっていきます。
婚活では、自分を良く見せようとすることばかりに意識が向きがちです。
しかし、本当に大切なのは、自分がどう見られるかではなく、相手をどれだけ理解しようとできるかです。
戦略や戦術は、その後に活きるものです。
まずは目の前の相手に興味を持ち、耳を傾け、気持ちに寄り添うこと。
成婚への第一歩は、「傾聴」と「共感」から始まります。
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