独身研究家の荒川和久さんの講演会に出席

昨日の話ですが、独身研究家の荒川和久さんの講演「人生100年時代を自分らしく生きるメソッド – 「超ソロ社会」を迎える私たちに今必要なこと」に出席する為、国領駅前にある「調布市市民プラザあくろす」に伺いました。

また詳しくはコラムに書きたいと思うのですが、特に印象的だった内容は、人の”しあわせ”の漢字は、正しくは「仕合わせ」ということ。「しあわせ」は名詞ではなく、「仕合わせし続ける」動詞であること。

「仕合わせ」とは、まさに他人との価値観や考え方、意見を理解するための心がけであり、その心がけによって同感や共感が生まれ、意思疎通をはかることが出来、その結果、「しあわせ」を感じるということ。(私の解釈です。)

結婚することで「しあわせになる」のではなく、交際中も結婚後もパートナーと「仕合わせし続ける」ことにより、結果的に幸福感を感じるのだと確信しました。

日々の結婚相談で、成婚が近い人・遠い人の差は、まさにこの「仕合わせをする」ことへの心がけの差だと思います。

「仕合わせをする」心がけのある方は、不器用であったとしても、心から相手を知ろうとする姿勢があり、価値観が合わないと思うことがあっても、それを余裕を持って理解しようとする姿勢が、結果的に成婚に至る可能性が高いと私は思います。

反面、「仕合わせをしない」傾向のある方は、明らかに依存的・受身的であり、お見合いやデートでの会話、連絡のやり取りなど、自ら能動的に働きかけることはあまりなく、「自分は何も変化や改善をする必要はない。」と思っている(または、変化や改善の必要性を感じていない」)傾向があり、活動が長引く場合が多いです。

結婚相談所でカウンセラーとの連携が密な会員さんほど、成婚に至る可能性が高い(当相談所の事例)のも、この「仕合わせをする」心がけの差と言えるでしょう。

分かりやすくいえば、ひたすらアドバイスを求める会員さんは、ご自身の考え方や行動がズレていないかの確認の為、私との「仕合わせ」をしていると言えます。

条件面で魅力的な人で多数のお見合いが成立する状況でも、お相手からお断りをされることが多かったり、なかなか真剣交際に至らない場合、「仕合わせをする」心がけが必要と言えるでしょう。独りよがり、わがままな傾向がある人が、成婚に至りにくいことも同じことが言えます。

「仕合わせ」は習慣なので、親子関係・友人関係・職場関係・趣味関係など、あらゆる対人関係において、共通しています。その為、今回の情報をみて実践してみようと思われた方は、婚活だけで習慣化するのではなく、あらゆる対人関係においての心がけが必要になります。

しあわせな結婚生活の為に、ぜひ「仕合わせ」を心がけてみませんか?

講演会の出席後、国領駅の隣にある柴崎駅前にあるジャズ喫茶「さくらんぼ」へ。
学生の頃から15年ほど通っています。

ジャズ喫茶だけに、ジャズが流れるゆったりとした雰囲気の店内。

私の人生史上(今のところ)、最も美味しいドリアとココアです。