円満な中途退会

結婚相談所での活動において、誰もが成婚退会に至る訳ではありません。

人によっては、「自らの市場価値に直面し落胆し挫折する方」もいれば、「多くの異性とお会いする中で、ご自身が結婚に向いていないことに気付く方」・「親御様からの意見の圧力により、結婚に対する意欲がなくなられた方」・「経済的に婚活を続けることが困難になった方」など、あらゆる事例がある中、最終的な去り際(退会の仕方)が美しい方とそうではない方に大きく分かれます。

「ご縁はありませんでしたが、婚活を通じて良い人生勉強になりました。ありがとうございました。」というニュアンスの内容で、退会届と共にお手紙やメモを添えてお送りいただける方が私の場合は大半なのがとてもありがたく、結果的にお役に立てなかったことを反省しつつ、こうした礼節のある方とご縁があったことを嬉しく思います。ただ、数年後、結婚に至ったご報告をいただけることが多くあるのが、美しく退会をされた方の共通点になっています。

私自身、お世話になった人、会合、団体を何かしらの理由で去る時、礼節を重んじて美しく去ることを心がけたいと考えています。この価値観は我が夫婦の場合は共通しており、妻を尊敬する価値観でもあります。