【第141話】両親挨拶時に手土産を用意しなかった女性の結末
これは、数年前に実際にあったお話です。
真剣交際に進み、結婚を具体的に考えていた男女。
男性は女性のご両親へ挨拶に伺う際、手土産を用意しました。
そして後日、女性が男性のご両親へ挨拶に伺った際、
女性は手土産を用意せず、手ぶらで訪問しました。
男性は、
「結婚の挨拶なのに、なぜ手土産を用意しないのか」
「自分は用意したのに、なぜ同じことができないのか」
と強い違和感を覚え、この出来事も一つのきっかけとなり、二人は破局しました。
確かに、結婚の挨拶で相手の実家を訪問するのであれば、
手土産を用意するのが一般的です。
女性にも、相手や相手のご家族への想像力がもう少し必要だったと思います。
ただ、私は男性側にも問題があったと感じています。
結婚を考えている相手なら、
「うちの両親への手土産、どうしようか?」
と事前に一緒に考えることもできたはずです。
相手が自分と同じ「常識」を持っているか黙って観察し、
期待した行動をしなければ減点する。
結婚は、そんな試験ではありません。
育った家庭が違えば、常識も違います。
だからこそ、「気づいてほしい」ではなく、「一緒に考える」ことが大切です。
実際、この男性にはその後の活動でも、
自分の価値観を相手に強く求める傾向(試すような傾向)がありました。
そして結局、男性も成婚することなく退会しました。
このケースでは、
女性には「気づく配慮」が足りず、男性には「一緒に考える配慮」が足りなかった。
婚活で見るべきなのは、自分と同じ正解を持っている人かどうかではありません。
違いがあったときに、話し合い、すり合わせ、一緒に答えをつくっていける人なのか。
結婚相手は、採点する相手ではなく、一緒に人生をつくる相手です。
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