【第126話】対人コミュニケーションの本質

「コミュニケーションが上手い人・下手な人」、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

私は、「コミュニケーションが上手い人」=「自分が伝えたいことを、意図通りに伝えられる言語化能力のある人」と考えています。

「自分が伝えたいことを、限りなく100%に近づけられるか否か」が、基準になり、仮に意図と全く別の解釈をされてしまうことが多い場合、「コミュニケーションが下手」と言えます。

ただ、一つだけ前提があり、自分と相手の言語化能力に明らかな差がある場合、そうとは言えない場合があります。

「私はコミュニケーションが苦手なんです…」と相談をいただくことがありますが、自分が伝えたいことを他社に意図通りに伝えるには、どのように伝えたらいいのか、日々心がけることしか解決策はないように思います。

婚活の相談においても、ご自身の言葉足らずにより、誤解が生まれ、関係が崩れる事例が頻繁に起きます。

その誤解をご本人に代わって、担当者間で意図通りに伝えるのが結婚相談所の重要な業務と言えますが、できるなら、当人同士で、お互いに意図通りにコミュニケーションを図れるようになることが大切。結婚したら、当人同士のみでコミュニケーションを図る必要があるからです。

他、別途コラムで詳細を書きますが、他に7つの要素も「コミュニケーションが上手い・下手」の分かれ目になると考えています。

・目を合わす・合わさない
・表情で感情が分かる・分からない
・挨拶をする・しない
・自ら質問をする・しない
・質問の内容が深い・浅い
・お礼とお詫びがある・ない
・姿勢や会話中の態度が良い・悪い
・謎の上から発言をする・しない