【第79回】成婚インタビュー

三浦さま(仮名)

当 会 員: 女性(35歳)
お住まい: 東京都
婚姻歴: 再婚(子なし)
ご職業: 会社員
最終学歴: 大学卒
活動期間: 11ヶ月
交際期間: 3ヶ月

中山さま(仮名)

婚約者: 男性(32歳)
お住まい: 千葉県
婚姻歴: 再婚(子なし)
ご職業: 会社員
年収: 600-700万円
最終学歴: 大学卒
活動期間: 3ヶ月
ブライダルパートナーズへの入会の動機を教えていただけますか?

三浦さま(仮名)

離婚後は、一人の時間を自由に楽しんでいましたが、ふとしたときに「誰かと気持ちを共有できたら、もっと楽しいかもしれない」と感じるようになりました。

婚活パーティーにも参加してみましたが、マッチングしてもお相手の情報がほとんどわからず、不安に感じることもあり、より安心して活動できる結婚相談所の利用を検討するようになりました。

実は、前回の結婚の前に別の相談所を利用したことがあるのですが、そのときは少し急かされるような形で成婚退会することになり、自分の気持ちを十分に整理できないまま話が進んでしまったという思いがありました。

今回は、自分のペースや気持ちを大切にしながら活動できる相談所を探したいと考え、いくつかの相談所を比較・検討しました。その中で中島さんのブログを拝見し、誠実なお人柄が伝わってきたことに加え、内容にも納得感があり、「ここなら信頼して活動できそうだ」と感じて入会を決めました。

中山さんとのお見合い(初対面)時に印象に残っていることを教えていただけますか?

三浦さま(仮名)

お見合いの場では、その性質上やむを得ないのかもしれませんが、限られた時間の中で相手を見極めようと、まるで面接のような雰囲気になることもありました。

そうした中で中山さんは、自然な会話を大切にしてくださっているように感じ、とても安心感がありました。お話ししている間は楽しくてあっという間で、またぜひお会いしたいと思いました。

中山さんとの交際中の思い出を教えていただけますか?

三浦さま(仮名)

仮交際中は、私のアクセスしやすい場所を選んでくださっていたように感じます。私が「遠くないですか?」と気にすると、「行ってみたいお店があるので!」と返してくださり、引け目を感じないように配慮してくださっていたのが印象的でした。

また、お会いしている最中に「今度はどこに行きましょうか?」と自然に次の予定の話が出て、関係がスムーズに進んでいったように思います。

真剣交際に入ってからは、結婚観や生活観についても丁寧に話し合うようになりました。そんな中で、「これからは自分が守ります」「配偶者の収入をあてにするつもりはない」と言ってくださり、令和の今では珍しい考え方だと感じました。もともと私は「自分のことは自分で」と考えていましたが、そう思ってもらえることが素直にうれしく、心強く感じました。

また、私がLINEでは細かなニュアンスを伝えるのが難しいと感じていたため、やりとりの中で自然と電話をすることも増えていきました。声だけのやりとりは相手の表情が見えないぶん緊張せず、素に近い自分で話せていたように思います。そうした時間を重ねるうちに、心の距離も少しずつ縮まっていったように感じています。

お見合いで心がけていたことを教えていただけますか?

三浦さま(仮名)

お見合いの場では、自分との時間を作ってくださったお相手に感謝し、どのような方であっても誠実に向き合うことを大切にしていました(たとえ相手の態度が失礼に感じられたとしても)。

それは、どこでどのようなご縁やつながりがあるかわからないという思いがあったからです。

初対面の方とお話しすること自体は苦手ではなかったですし、できるだけ楽しく会話ができるよう努めていました。

交際全般で心がけていたことを心がけていたことを教えていただけますか?

三浦さま(仮名)

お見合いから仮交際に進むと、つい親しい関係になったように感じてしまいがちですが、実際にはまだお互いのことをほとんど知らない段階です。

そのため、できるだけ自分のことを知ってもらえるよう、結婚に関する話題だけでなく、趣味や仕事、友人とのことなど、さまざまな話を積極的にするよう心がけていました。

私自身のことを知ってもらいたいという気持ちと同じくらい、相手のことも深く知りたいと思っていたので、何度かお会いしてもご自身のことをあまり話されない方とは、価値観や相性が合わないのかもしれないと感じ、交際を終了させていただくこともありました。

その他、活動全般で心がけていたことを教えていただけますか?

三浦さま(仮名)

婚活をしていること自体は家族や友人に話していましたが、具体的な内容についてはあまり話さないようにしていました。というのも、相談をすれば自分にとって都合の良い反応が返ってきやすいですし、たとえ軽い気持ちで話したとしても、何らかのコメントによって自分の考えが揺らいでしまうのではないかと感じたからです。

後々後悔しないためにも、自分自身の判断で決めたいという思いがありました。

最後に、これから活動する方や活動中の方にエールをお願いできますか?

三浦さま(仮名)

婚活は心身ともにエネルギーを使うものですので、心が疲れているときには、より大変に感じることもあるかと思います。そんなときは、無理をせず、しっかりと休養を取ってください。

私自身、愛犬の闘病が気がかりで婚活に気持ちが向かず、結局、看病中から旅立ったあと気持ちが落ち着くまでの約5か月間、活動から離れていました。再開の際に中島さんへご連絡したところ、変わらず温かく迎えていただき、本当に感謝しています。

また、SNSでは強い言葉や極端な意見が目につきがちですが、大切なのはネットの向こうの声ではなく、目の前にいるお相手と誠実に向き合うことだと思います。私も活動を始める前は、年齢的に難しいかもしれないと悩んでいましたし、ネット上で目にする厳しい意見やネガティブな言葉に、不安な気持ちになることもありました。

それでも、実際に一歩を踏み出してみると、ありがたいことに「素敵だな」と思える方と出会う機会に恵まれました。

どうか焦らず、ご自身のペースで活動を続けてください。皆さまにも良いご縁が訪れることを、心から願っています。

【編集後記】
三浦さんは、前回のご経験(他社のIBJ加盟店様で成婚退会後、離婚)を経て、「今回は焦らず、自分のペースで」と真摯に向き合われていた姿勢がとても印象的でした。

お相手との交際でも、自然な会話や心地よい距離感を大切にされ、信頼を少しずつ育んでいかれた様子が伝わってきました。お相手の中山さんによる「これからは自分が守ります」というお言葉に、安心されたというお話も、お二人の絆の深さを感じさせてくれました。

休会中の期間も含め、どの局面でもご自身の気持ちに素直に向き合い、真摯に中山さんとの関係を育んで来れられた結果、今回の素敵なご縁に繋がったのだと思います。

お二人でご来社いただいた際、仲睦まじく、穏やかな雰囲気で、相性ぴったりのお二人だと思いました。どうか、これからもお二人で穏やかに、温かな毎日を重ねていかれますように。心よりお幸せを願っております。