婚活応援コラム Column

【第99話】与えることよりも、奪うことばかり考える人

先日、ご自身は1度も独り暮らしの経験がないのにも関わらず、「お相手の男性は独り暮らしをされている人でないと、結婚は難しい。」という30代後半の女性にお会いしました。

他の希望条件を聞くと「とにかく年収」とのこと。学歴や職業、容姿はさほど気にせず、独り暮らしをされており、年収が高ければOKとのことでした。

さらに話を聞くと、ご自身は仕事に疲れ果て、専業主婦になりたいとのこと。もともと憧れていた仕事で独立をされたようなのですが、現実は甘くなく、結婚を機に辞めたいと嘆いていらっしゃいました。「では、結婚後、現在の仕事は完全に辞められるのですか?」と質問したところ、私としては驚愕の返答がありました。

「別に相手の男性が仕事しろと言うなら、続けてあげてもいいですよ。」とのこと。

「続けてあげてもいい」というのは、なかなかの上から目線で、こういう発言を平気で言える人は、お見合いの席でも自分勝手な発言を平気で言うこと察し、私から入会の提案をさせていただくことなく、場を濁してお帰りいただきました。

結婚は等価交換。自分が与えること、お相手から与えられることが一致した時に、バランスの良い結婚が成立すると私は考えているのですが、毎日のようにご相談を聞いていると、今回の女性のように親に依存した生活をし、しかも結婚を機に仕事を辞めたい、その上、お相手に対して自分が何を与えられるのかは特に考えていない、いわゆる「テイカー」の人もいることに気付きます。※「テイカー」については、以下のご参照ください。

まずは自分にないものを過度に要求しないこと。与えてもらうことばかりを考えず、まずは自分が何を与えられるかを考える、「ギバー」を意識していきましょう。私もそういう人間になりたいです。

・人間にはギバー・テイカー・マッチャー3つのタイプがある
英ファイナンシャルタイムズの「2013年ビジネス本大賞」で高評価を受けていたアダム・グラントはペンシルベニア大学ウォートン校の有名な組織心理学者で、「人に与える者こそがもっとも成功する」と主張する本になっています。著者が提唱している人間の3つのタイプは下記の通りになります。

① ギバー:自分が得る利益よりも多くを与えようとするもの
② テイカー:自分が与えた量よりも多く利益を得ようとする者
③ マッチャー:自分の利益と相手の利益を同じにしようとする者

執筆者:中島 賢太郎

東京都中央区日本橋(人形町)にあるIBJ優良加盟店の結婚相談所ブライダルパートナーズ代表。千葉県茂原市生まれ・東京都台東区在住。明治大学情報コミュニケーション学部卒。

学生時代から社会人の縁結びを始め、2010年4月に当時のIBJ史上最年少の加盟相談所としてブライダルパートナーズを設立。【対面・オンライン・お電話・メール】によるご相談件数は延べ10,000回以上・延べ成婚実績100組以上。2020年の成婚率65.0%(2020年1月〜12月の退会者:20名のうち13名が成婚退会)達成。体系化したBP式成婚メソッドにより、安定して成婚に貢献中。

2017年から地域密着型の婚活支援に意識を向け、神田明神公認の縁結び会「明神良縁会」・警察官専門の縁結び会「警察良縁会」・日本橋の老舗企業とのコラボによる「日本橋良縁会」などの企画責任者。

【IBJ表彰 受賞歴】
① 2019年上期:入会優秀賞
② 2019年上期:成婚優秀賞
③ 2019年下期:入会優秀賞
④ 2019年下期:成婚優秀賞
⑤ 2020年上期:入会優秀賞
⑥ 2020年下期:入会優秀賞
⑦ 2020年下期:成婚優秀賞