【第170話】良心をもたない人の存在を認知する必要性

私が10年前に結婚相談所を開業し、これまでを振り返って思うのは、誰しも良心をもっているわけではなく、中には「良心のない人もいる」ことを認知する大切さを実感する出来事が度々あります。

先日、気になることがあり、勉強のために「良心をもたない人たち(草思社出版)」という本を拝読する機会があったのですが、アメリカでは25人に1人の割合で良心をもたない人(通称サイコパス)がいるとのことで、割合の高さに驚きました。

ちなみに、本書における「良心をもたない人」とは「平然と嘘をつき、涙で同情を誘い、都合が悪くなると逆ギレをする – 本来、人間に備わるはずの良心をもたないがゆえに、他者への思いやりが絶対的に欠落し、手段を選ばずに自分の欲望を満たそうとする人」とのことです。

日本での割合は分かりませんが、人とお会いすることを続けている以上、一定の割合で良心をもたない人に出会う可能性はあるといえそうです。これは、お見合いでも同じことがいえるでしょう。

私は、こうした良心をもたない人を見抜く方法の1つとして「これまでご両親から愛情を注がれてきたのか。ご両親との関係が良好か。」が基準になると考えています。端的にいえば、ご両親の悪口・否定するような発言を平然される方は要注意をすることが大切であり、あまり愛情のある環境で過ごしていなかったのではないかと考えます。それぞれのご家庭のご事情があるので絶対とは言いきれませんが、高い確率でご本人様も良心をもたない人である可能性は高いと考えています。

仮にこうした人に出会った場合、私たちにできることは、とにかく連絡を断ち、関係を疎遠にする他ありません。お見合いの場で家族との関係まで話題にすることはハードルが高く、見抜くことは困難かと思いますが、それ以外でも何かしらの愚痴や不平不満をこぼすお相手とのご縁は、良縁とはいえないと考えています。

私自身これまでの人生において、誰しも良心があるものだと考えていましたが、そうではないように思う出来ごとがここ数年で度々あり、慎重に生きていかねばならないと考え直しています。良好な人間関係を築き、自分の心が平穏であることが、何より大切な幸せの一歩だと思うのです。