どん底からの起死回生

ちょうど1ヶ月前、成婚退会の直前に破談になってしまった女性会員様が、つい先日、起死回生とも言えるご縁に恵まれ、真剣交際に向けて関係を深められています。1ヶ月前は「どん底」といっても過言ではない状況で、私も3度のZoom面談を通じて心のケアをさせていただいたことを忘れることはないでしょう。

誠実にお相手に向き合い関係を深めていったとしても、お相手の親御様の反対意見により、一瞬にして状況が変わることが稀にあります。私が成婚退会の直前に少し高揚されている会員様に対して、「少し冷静になりましょう」と伝えているのは、こうした事例を何度か経験し、冷静に話し合いを進めることの大切さを実感しているからです。

一緒にどん底を共有させていただき、今こうしてご本人様が前向きな状況になられていることを嬉しく思います。過去を振り返ってみると、活動中に落胆することがあった時、「なるべく早いうちに話を聞いて欲しい」と依頼されることは、私自身も存在意義を感じて嬉しいものです。このブログを読んでくださっている会員様の中にも、「どん底」と思える状況を対面・電話・Zoomで共有させていただいた方もいらっしゃることと思います。私はそれぞれの状況をよく覚えています。

結婚相談所における仲人の役割は、良い活動状況におけるアドバイスをする役割よりも、落胆する状況で一緒に寄り添う心理ケアの役割の方が重要なのではないかと考えています。

昨日の夕方、公園で遊んだ帰りに口を開けて爆睡する愛犬。